TTSエンジン をLinuxにインストール

前提

https://mydocument.atlassian.net/wiki/spaces/support4textbook/pages/1675264052 まで終えていること。

Open JTALKの場合

OpenJtalkのインストール

標準インストールでは、男性の声になる。

sudo apt-get update sudo apt-get install -y open-jtalk sudo apt-get install -y open-jtalk-mecab-naist-jdic hts-voice-nitech-jp-atr503-m001

Mei (女性の声) のインストール

wget https://sourceforge.net/projects/mmdagent/files/MMDAgent_Example/MMDAgent_Example-1.6/MMDAgent_Example-1.6.zip/download -O MMDAgent_Example-1.6.zip unzip MMDAgent_Example-1.6.zip MMDAgent_Example-1.6/Voice/* sudo cp -r MMDAgent_Example-1.6/Voice/mei/ /usr/share/hts-voice

音声読み上げシェルスクリプトの作成

ログインしているユーザー名は、vboxuser とした場合。vboxuserの部分は、各自のユーザー名に変更して使用すること。

nano jtalk.sh

シェルスクリプトを記述する。

Ctral + x キーを押し、y キーを押して保存する。

次のコマンドを実行し、実行権限を付与する。

SoX(Sound eXchange)のインストール

play コマンドを実行し、音声ファイルを再生できるように、SoX(Sound eXchange) をインストール。

読み上げ用のテキストファイルを用意

例として、/home/vboxuser 下に、voice.txt というファイルを作成する。
ログインしているユーザー名は、vboxuser とした場合。vboxuserの部分は、各自のユーザー名に変更して使用すること。

中身には、次のようにした。

Ctral + x キーを押し、y キーを押して保存する。

音声読み上げの実施

シェルスクリプトを実行し、voice.txt に書かれた文章の音声読み上げを実行する。

音声ループバックデバイスの作成

pavucontrolのインストール

pavucontrolは音声調整に用います。

音声のループバックデバイス作成

音声合成したものの読み上げた音声を配信するために、ループバックデバイスを作ります。

再起動します。

内部音声の配信

チャットアプリやメタバースに接続後、PulseAudio 音量調整を起動し、「録音」タブで、「Monitor of 内部オーディオ アナログステレオ」を選択し、音声ファイルを再生することで、チャットアプリやメタバースに、再生中の音声が配信されます。

VoiceVoxをインストール

Fuse2 をインストール

次のコマンドを実行する。

インストールを行うためのbashファイルを取得

VoiceVox のホームページ( https://voicevox.hiroshiba.jp/ )にアクセスし、「ダウンロード」をクリックする。

「ダウンロード選択」画面で、OSに「Linux」、対応モードに「CPU」、パッケージに「インストーラー」を選び、「ダウンロード」をクリックする。

2023年5月8日現在、「VOICEVOX-CPU.Installer.0.14.6.Linux.sh」のダウンロードが実施される。

VoiceVoxのインストール ( Docker版の方が良いかも << 要検討 )

ターミナルを開き、次のコマンドを実行する。「VOICEVOX-CPU.Installer.0.14.6.Linux.sh」の実行に必要なソフトウェアをインストール。

「ダウンロード」ディレクトリに移動する。

「VOICEVOX-CPU.Installer.0.14.6.Linux.sh」を起動する。インストールが始まる。