OpenFaaSのはじめかた ( 作成中 )

この資料について

OpenFaaSの公式ワークショップ(https://github.com/openfaas/workshop )の内容をもとに、2023年現在のやり方に書き直しています。公式ワークショップのドキュメントが公開されたときは、Docker CE でしたが、現在はDocker Desktop になっているなど、公開当時と現在では環境含め違いがあります。

OpenFaaS公式ワークショップのドキュメントにアクセスし、「日本語」をクリックすることで、日本語に翻訳されたバージョンをご覧になることができます。

OpenFaaS環境の準備

OpenFaaS公式ワークショップ、Lab1 に相当します。

Ubutnu 22.04 による仮想マシンを使っています。ユーザ名は、vboxuser とします。多くのIaaS環境では、Ubuntuを使うことができるため、Linux環境としてUbuntuを使っています。

Docker 環境を整える

Docker ( Docker Engine )をインストールするサーバーにSSH接続を行い、以下のコマンドを実行する。Macの場合は、ターミナルアプリでSSH接続を行う。Windowsの場合は、TeraTermがSSH接続によく使われる。

下記は、Ubuntu 20.04 / Ubuntu 22.04 を使用した場合。次のコマンドを一行ずつコピー&貼り付けを行って実行。

curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh sudo sh get-docker.sh

sudoなしでDockerを実行できるにするために、次のコマンドを実行する。

getent group docker sudo gpasswd -a $USER docker

GUI環境を使っていない場合

一度ログアウト

exit

再度SSH接続を行います。

Docker swarm の起動

docker swam 起動時に、仮想マシンで使用中の固定IPアドレスを指定します。

DockerHubにログイン

次のコマンドを実行し、dockerコマンドを実行可能なターミナルアプリから、dockerhubに接続します。

例 docker login --username myuser1

パスワードの入力が求められますので、dockerhubのパスワードを入力し、Enterキーを押します。

ログインが成功すると、次のように表示されます。

OpenFaaS CLIのインストール

次のコマンドを実行し、OpenFaaS CLI をインストールします。

実行結果

OpenFaaSのデプロイ

次のコマンドを実行し、OpenFaaSをインストールします。

実行結果