OpenFaaSのはじめかた ( 作成中 )
- 1 この資料について
- 2 OpenFaaS環境の準備
- 2.1 Docker 環境を整える
- 2.2 Docker swarm の起動
- 2.3 DockerHubにログイン
- 2.4 OpenFaaS CLIのインストール
- 2.5 OpenFaaSのデプロイ
この資料について
OpenFaaSの公式ワークショップ(https://github.com/openfaas/workshop )の内容をもとに、2023年現在のやり方に書き直しています。公式ワークショップのドキュメントが公開されたときは、Docker CE でしたが、現在はDocker Desktop になっているなど、公開当時と現在では環境含め違いがあります。
OpenFaaS公式ワークショップのドキュメントにアクセスし、「日本語」をクリックすることで、日本語に翻訳されたバージョンをご覧になることができます。
OpenFaaS環境の準備
OpenFaaS公式ワークショップ、Lab1 に相当します。
Ubutnu 22.04 による仮想マシンを使っています。ユーザ名は、vboxuser とします。多くのIaaS環境では、Ubuntuを使うことができるため、Linux環境としてUbuntuを使っています。
Docker 環境を整える
Docker ( Docker Engine )をインストールするサーバーにSSH接続を行い、以下のコマンドを実行する。Macの場合は、ターミナルアプリでSSH接続を行う。Windowsの場合は、TeraTermがSSH接続によく使われる。
下記は、Ubuntu 20.04 / Ubuntu 22.04 を使用した場合。次のコマンドを一行ずつコピー&貼り付けを行って実行。
curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
sudo sh get-docker.sh
sudoなしでDockerを実行できるにするために、次のコマンドを実行する。
getent group docker
sudo gpasswd -a $USER docker
GUI環境を使っていない場合
一度ログアウト
exit
再度SSH接続を行います。
Docker swarm の起動
docker swam 起動時に、仮想マシンで使用中の固定IPアドレスを指定します。
DockerHubにログイン
次のコマンドを実行し、dockerコマンドを実行可能なターミナルアプリから、dockerhubに接続します。
例 docker login --username myuser1
パスワードの入力が求められますので、dockerhubのパスワードを入力し、Enterキーを押します。
ログインが成功すると、次のように表示されます。
OpenFaaS CLIのインストール
次のコマンドを実行し、OpenFaaS CLI をインストールします。
実行結果
OpenFaaSのデプロイ
次のコマンドを実行し、OpenFaaSをインストールします。
実行結果